「気づいたら顔の片側や、同じところにばかりニキビができる」なんてことはありませんか?
一度できるとくり返しやすく、治りにくくて跡も残りやすいという大人ニキビ。
ニキビゼロのお肌を目指すためには、今あるニキビを治すと共にこれ以上新しいニキビを作らせないようにすることが大切です。なぜ片側や両頬にニキビができてしまうのか、その詳しい原因とニキビを防ぐためのポイントをご紹介いたします。
TOPICS
左頬・右頬のどちらかのみニキビが発生する原因
ニキビとは、過剰に分泌された皮脂や肌に付着した汚れが毛穴に詰まり、炎症を起こすことでできるものです。顔の片側や、いつも同じところにばかりニキビができてしまうのは、何らかの外的刺激が同じ場所に当たり続けている可能性があります。
まずは、顔の片側にだけニキビが出きてしまう場合の原因を確認していきましょう。
1:寝具の衛生状態
普段はなかなか汚れが目に見えにくい枕カバーですが、寝ている間に分泌されている汗や皮脂が付着していることがほとんどです。さらに、汗や皮脂がエサとなり、ダニが繁殖したり、ホコリが溜まったりすると、枕カバーは雑菌の宝庫に。そんな枕カバーに顔を直接つけて寝ていると、肌に汚れが移り、ニキビへと発展してしまいます。
2:髪の毛の刺激
「前髪を作ったら、ニキビができやすくなった」というのを聞いたことはありませんか?肌への刺激もニキビができる原因のひとつ。髪の毛が肌にかかったり、またその髪の毛を整えるために手が肌に触れてしまうと、その刺激や手についている汚れが肌に付着することで、ニキビができやすくなります。
3:メイクの刺激・汚れ
頬の両側にまんべんなくニキビが発生する原因
頬の両側にまんべんなくできる場合は、「ホルモンバランスの乱れ」や「肌が乾燥していること」が原因と考えられます。
1:ホルモンバランスの乱れによる皮脂分泌の活発化
ストレスや睡眠不足、日々の疲れなどによりホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンが増加すると、皮脂の分泌量が多くなります。皮脂の分泌が増えすぎると、毛穴を塞いでしまうため、ニキビができやすくなります。
2:乾燥・ターンオーバーの乱れによる、肌のバリア機能低下
乾燥した肌は、ターンオーバーが乱れやすく、ターンオーバーが乱れると皮膚の一番外側にある角層が厚くなると言われています。乾燥すると肌のゴワつきが気になりやすくなるのも、このターンオーバーの乱れが原因。角層が厚くなると、皮脂が毛穴のなかに詰まりやすくなり、ニキビができやすくなります。
3:1と2の両方
頬の両側にニキビができる原因として、「ホルモンバランスの乱れ」と「肌の乾燥」のどちらかではなく、両方が起きている場合もあります。
ニキビのその他の原因
他にも、日常生活においてニキビができる原因を確認していきましょう。
1:紫外線
紫外線は日焼けだけでなく、ニキビができる原因にもなります。強い日差しを長時間浴びると、肌のバリア機能が低下すると言われています。肌のバリア機能が低下すると、ターンオーバーが乱れてしまい、毛穴が詰まることで、ニキビができやすくなります。
また、日焼け後は肌を守ろうとする機能が働くために皮脂の分泌が増加すると言われています。過剰な皮脂は、毛穴につまるとニキビの原因となるので注意が必要です。
2:顔の洗いすぎ
顔を洗いすぎることで、肌にとって必要なうるおいまでも落としてしまうと、肌が乾燥してしまい、ニキビができる原因となります。洗浄力の強すぎる洗顔やクレンジングも、皮脂を落としすぎてしまうため、ニキビを防ぎたい時は避けた方が良いでしょう。
顔を洗う時も、肌に刺激となるようなゴシゴシ洗いはしないようにしましょう。
顔の片側ニキビを防ぐケアポイント
顔の片側ニキビを防ぎたい時は、ニキビができる原因を理解し、しっかりと対策を行うことが大切です。ここでは、:顔の片側ニキビを防ぐケアポイントを確認していきます。
頬杖や顔に触る癖をやめる
無意識のうちにやってしまいがちな頬杖ですが、ニキビ予防のためには顔に手が触れないよう意識をすることが大切です。さまざまな物を触ったり持ったりする手は、自分が思っている以上に汚れているもの。テレビを見るときやPC作業をしているとき、読書中など1日を通して頬杖をしないように気をつけておくことが大切です。
顔に髪がつかないヘアスタイルにチェンジする
髪には意外にも雑菌やホコリなどの汚れがついています。それがお肌についてしまうとニキビへと発展してしまうことは想像がつきますよね。
さらに、髪の毛がお肌に当たるとそれ自体が刺激となりニキビ発生の原因になりかねません。オールバックのポニーテールやハーフアップ、前髪の編み込みなど髪が顔にかからないヘアスタイルを楽しみましょう。
枕カバーをこまめに交換する
汚れがつきやすい枕カバーはこまめに交換して、清潔な状態をキープしておくことが大切です。枕カバーの交換が面倒だという場合には、上からタオルを敷いてそのタオルを取り替えるという方法がおすすめです。
食生活を見直す
普段の食事メニューも大事なケアポイント。毎日の食事は、内側からの根本的なニキビケアに繋がります。欠食はもちろん、暴飲、暴食を控え、1日3回の食事からさまざまな栄養を摂取しましょう。
糖分の多い食べ物は、皮脂の成分を増やす可能性があるため間食もできるだけ控えめにしたほうがよいかもしれません。
スキンケアでしっかりと保湿を
毎日何気なくやってしまいがちなスキンケア習慣。肌荒れが起こった時には化粧品を一切使用しない方もいますが、スキンケアで十分に保湿をしないと、肌は乾燥してしまいます。
肌の乾燥状態が進んでしまうと、肌のバリア機能が低下してしまいニキビがもっと悪化することも。肌は常にスキンケア化粧品でしっかりと保湿していくことが大切です。
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ニキビケアにおすすめの洗顔料
顔ニキビを防ぐためには、いつも清潔な状態をキープしておくことが大切です。夜にメイクを落とすことはもちろんのこと、寝ている間も皮脂やほこりが付着しやすいため、朝も必ず洗顔をするようにしましょう。
洗顔をするときには、ニキビケアも一緒にできるような洗顔料を選ぶのがおすすめです。
S 237ml ¥1,320(税込)
天然由来成分100%のオーガニックソープ。石油系界面活性剤や合成保存料、合成着色料、合成香料は一切使っていないため、敏感肌の方にも心地よくお使いいただけます。ティーツリーエキス(香料)を配合しているため、ニキビが気になる方にもおすすめ。洗顔はもちろんのこと、ボディーソープとしても使用できるので、背中ニキビをケアしたい方にも◎
¥2,860(税込)
うるおい残して、汚れや古い角質によるくすみを落とす泡洗顔。リッチなもちもち泡が肌をやさしく包み込みます。さらに、美容成分を贅沢に配合しているため、しっとり優しい洗い心地。うるおいを残しながら、すっきりと洗い上げたい方におすすめです。
(販売名: 薬用アクネ パウダーウォッシュ)
¥3,080(税込)
自然由来成分と酵素*のちからで、ニキビの原因ともなる毛穴に詰まった角栓や古い角質をやさしくほどくように分解する薬用酵素洗顔。使うたびに、肌本来のなめらかさと明るさを引き出し、ニキビを防いでくれるアイテムです。
* パパイン(洗浄成分)
おわりに
ニキビを防ぐためには、食生活や睡眠不足の改善などの基本的なことはもちろんですが、それに加えて今回ご紹介した習慣や癖を直していく努力も必要です。トラブルゼロの健やか肌を目指して、ニキビ予防のケアを行っていきましょう。
また、セルフケアだけでどうしてもニキビ改善しない場合は、早めに皮膚科に相談してみることがよいでしょう。
ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム
おおえ
自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。
ネイチャーズウェイ
コンテンツ担当
あやた