【農場だより】鹿対策の新たな一手?人感センサーで検証スタート

2026.04.28

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農場だより 

ネイチャーズウェイの製品には、自社農場にて栽培したハーブが使われていることをご存じですか?農場の様子やスタッフのこと、ハーブ栽培の現場の雰囲気をもっと知ってもらうために、農場で働くスタッフから「農場だより」をお届けいたします。

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■野生動物対策の新しい試み

野生動物との共存は、この農場でも避けては通れないテーマのひとつ。 これまでにもさまざまな対策を試してきましたが、今回は少し趣向を変えて「音」での対策に取り組んでみることにしました。 使用したのは、自宅でヌートリア対策として使っている人感センサー付き防犯アラーム。 これが鹿にも有効なのか、実際に農場に持ち込みテストを開始しました。 農場の南側と北側、2か所に設置。ソーラー式のため、太陽光が当たる場所であれば設置場所を選ばないのも利点です。暗くなってから作動する設定なので、日中の作業中に音が鳴ることもなく、静かに待機しています。
 

▼まずは効果を確認するため、鹿の足跡が多く見られた場所の土をレーキで均し、変化を見ていきます。

  

そして設置から3日後。 確認してみると、足跡がついていない状態が続いていました。
均した地面がそのまま保たれている様子に、思わず期待が高まります。 ただ、これが防犯アラームの効果によるものなのか、それともたまたまこの期間に鹿が現れなかっただけなのかは、まだ判断できません。

■設置後の変化とこれから

このあとさらにもう1台を追加し、現在は3台体制に。今後の変化を引き続き見守っていきます。
ちなみに、みどり色のネットで囲われている場所にはゼニアオイを定植しています。 数年前に鹿による食害を受けて以来、植え付けと同時に保護を行ってきました。
今年は、この防犯アラームも加わり、どのような変化が見られるのか。 自然との向き合いの中で、少しずつ最適な方法を探っていきます。

ネイチャーズウェイ自社農場「明野ハーブ農場」について

明野ハーブ農場

明野ハーブ農場は、山梨県北杜(ほくと)市にある栽培面積3,850㎡の有機栽培を行う自社農場。明野ハーブ農場がある土地は富士山、南アルプス連峰、八ヶ岳連峰に囲まれた茅ヶ岳の南西部、標高800mに位置する丘陵地で、日本一日照時間が長いことで知られています。また昼夜の寒暖の差が大きいため、過酷な環境下でも耐え忍ぶ生命力の高いハーブが育ちます。

農場では、全20種類のハーブを栽培し、製品の原料としても使われています。

エキナセア
セイヨウノコギリソウ
ゼニアオイ
アルテア
タイム
ラベンダー
オウゴン
セージ

▲農場で栽培しているハーブの一部です

■国が認めた「有機JAS認証」を取得
有機JAS認証

さらに、明野ハーブ農場では、2012年より「有機JAS認証」を取得しています。

<有機JAS認証とは?>
有機JASとは、2000年に改正された日本農林規格(JAS)によって、有機農産物などの表示を認証したもの。 認証は該当物資の生産方法の確認に始まり、製造工程、流通方法、商品の保管・管理とその責任者の制定に至るまで細かく設定され、そして認定検査官の事前審査とオーガニックに関する講習を修了して認定となります。

<取得条件>
・最低でも3年以上は土壌に農薬を使用していない
・有機肥料であっても化学成分や重金属が含まれていないものを使用する
・土壌の性質に由来する自然循環機能の維持増進を図る
・環境・衛生管理の整備(外部からの異物流入や混入も防止)
・上記に関する管理プログラムの制定とその実施
・上記に付帯する全ての事項に関する第三者認定機関による検査および年次更新の審査

日本ではオーガニックコスメに関する法的定義が存在しないのが現状ですが、食品分野においては世界各国ともに法的な規制のもと厳格な定義があり、日本では「有機JAS」がこれにあたります。つまり、有機JAS認証を受けたハーブは、国が認めた公的な有機(オーガニック)農産物だと言えるのです。

スタッフ紹介

開発調査室
山口 浩

高校・大学で農業を学び、卒業後他業種に就職するもハーブの香りが忘れられず、ハーブに関われる植物化粧品を扱うネイチャーズウェイに入社。自社のハーブ農場も開園し、ハーブに囲まれ、ハーブに向き合い、ハーブ三昧な日々を送っています。