【ハーブ事典】 カカオ

2026.02.09

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ハーブ事典 
甘いチョコレートの原料となるカカオは、古くから神々の食べ物とよばれ、大切に受け継がれてきました。 今回は、カカオの歴史や特徴、そしてチョコレートとの関わりや日々の暮らしへの取り入れ方をご紹介します。
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■カカオとは?

英名:Cacao
和名:カカオ(カカオノキ、ココアノキ)
学名:Theobroma cacao
植物分類:アオイ科カカオ属
花言葉:「片思い」「あなたを愛しています」「とろける恋」  

    

カカオの特徴

カカオは、中南米を原産とする常緑高木で、熱帯の温暖で湿潤な地域に育つ植物です。白く小さな花を咲かせたあと、ラグビーボールのような形の実をつけ、その中にカカオ豆が育ちます。 カカオ豆には、ポリフェノールやミネラルなどの成分が含まれており、古くから滋養を支える植物として親しまれてきました。ほろ苦さの奥に広がる豊かな香りとコクは、カカオならではの魅力。五感に深く働きかける植物です。
 

■カカオの歴史・エピソード

カカオの歴史は非常に古く、紀元前から中南米の文明で大切にされてきました。 学名である「Theobroma cacao」は、ギリシャ語で「神の食べ物」を意味します。マヤ文明やアステカ文明では、カカオは神聖な存在とされ、儀式や特別な飲み物として用いられていたと伝えられています。 16世紀以降、カカオはヨーロッパへと伝わり、砂糖やミルクと組み合わされることで、次第に嗜好品として広まっていきます。ここから、現在私たちが親しんでいる「チョコレート」へと発展していきました。

・カカオとチョコレートの関係

チョコレートは、カカオ豆を発酵・焙煎し、すりつぶして作られる食品です。 カカオの含有量や加工方法によって、味わいや香り、口どけは大きく変わり、同じカカオから生まれたとは思えないほど多彩な表情を見せてくれます。 もともとカカオは、飲み物として楽しまれてきた植物でした。 16世紀初頭、スペイン人のエルナン・コルテスがアステカ帝国を訪れた際、「ショコラトル」と呼ばれる不思議な飲み物の存在をスペイン本国に伝えたといわれています。このショコラトルこそが、カカオ豆から作られた飲料であり、チョコレートの原点でした。 やがてヨーロッパに伝わったカカオは、砂糖や加工技術と出会い、「食べるチョコレート」へと姿を変えていきます。 こうして生まれたチョコレートは、時代を越えて世界中で愛される存在となりました。

   

■カカオの効果・効能

カカオには美容や健康にうれしいさまざまな成分が含まれています。。

〈カカオの主な作用>

・抗酸化作用
・保湿サポート
・便秘改善
・血圧低下
・紫外線ダメージの修復


 

カカオに含まれるポリフェノールは、紫外線などの外的ストレスから肌を守る働きが期待されています。また、しっとりとした使用感を与えることから、乾燥が気になる肌のケアにも取り入れられてきました。

    

■カカオの楽しみ方

ここからは、カカオの活用方法をご紹介します。手軽に日々のライフスタイルに取り入れることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


ドリンクーとして

カカオパウダーを使ったホットドリンクは、香り豊かで、心を落ち着かせたい日にぴったり。夜のリラックスタイムにもおすすめです。


チョコレートとして

カカオの含有量が高いチョコレートは、少量でも満足感があります。カカオのほろ苦さを楽しみながら、ゆっくり味わうのがおすすめです。


ヘアケア・スキンケアに取り入れて

カカオ由来の成分は、肌をなめらかに整え、うるおいを保つサポートをします。 乾燥しやすい季節や、肌の調子がゆらぎやすい時期にも心強い存在です。

   


毎日のスキンケア・頭皮ケアに

ほろ苦さとやさしい甘さをあわせ持つカカオは、古くから人々の暮らしに寄り添い、心と体のバランスをそっと整えてきました。 カカオの恵みは、食として、香りとして、肌に触れるケアとして、現代でもさまざまな形で私達の生活に根付いています。 ぜひ、ネイチャーズウェイの「カカオ」配合アイテムも、チェックしてみてくださいね。