
ヴェレダの界面活性剤
更新日:2007.04.11
よくお客様から「界面活性剤は入っていますか?」とのお問合せをいただきます。みなさん本や新聞、インターネットなどで、化粧品の配合成分が体や環境に与える影響をとてもよくご存知なので、商品についてのマニアックなご質問に驚いてばかりです。今回は、ヴェレダからボディ用洗浄料「WELEDA クリーミーボディウォッシュ」が発売になりましたことから、「界面活性剤」についてお話させていただきます。長くなりますのでご容赦くださいね。
まず界面活性剤(洗浄活性物質)とは洗顔料、洗剤などほとんどの洗浄製品に含まれているものです。起泡効果があり、水に溶けにくい汚れを分解するために使用されます。
人体や環境への悪影響が心配されることも多いですが、すべての界面活性剤が悪いわけではありません。例えばとても肌にやさしく、目薬にも使われているような界面活性剤もあるのです。
ヴェレダ社では、洗浄効果、起泡、皮膚耐性および環境に対する無害性に関して最適な界面活性剤を研究し、糖およびココヤシ油を原料とする、特にマイルドで環境にやさしい界面活性剤を使用しました。
●特にマイルドです。
●肌荒れの心配もありません。
●植物原料をベースとしています。
●素早くかつ高い生分解が可能です。(※1 OECD手法により試験済み)
●水を汚染する心配がありません。(※2 水性毒性等級:クラス1)
●環境にやさしい、すなわち地上環境にも水環境にも危険を及ぼしません。
●保存料を含んでいません。
●鉱物油由来の原料を使用していません。
●BDIHによって承認されています。(※3 BDIH)
ヤシ油アルキルグルコシド: ヤシ油に糖質を加えて作られたもの。
●非常にマイルドな界面活性剤です。
●起泡力は少ないです。
ココイルグルタミン酸2Na: 糖質を発酵させて作られたグルタミン酸(アミノ酸の一種)のナトリウム塩にヤシ油を加えて作られたもの。
●マイルドな界面活性剤です。
●高い起泡力と洗浄力を持っています。
※1 OECD手法
界面活性剤の分解をする実験室手法。
まず界面活性剤の一次分解を試験し、その後それ以降の最終分解を試験します。一次分解において界面活性剤は特有の洗浄効果を失い、したがって水性生物に対する危険性も失います。
二次的な最終分解において、界面活性剤は水分、無機塩類および二酸化炭素のみが残るまで、段階的に分解します。OECDでは28日後に80%まで分解した界面活性剤は生分解可能であるとみなされます。このような分解は厳しい実験室条件の下で測定されます。ボディウォッシュに使用されている界面活性剤は汚水処理プラントの通常条件下で、数時間後には50%を上回る程度まで分解しました。
※2 水性毒性等級
ドイツ国内における水質汚染の等級分け。3段階で評価され、クラス1(弱い水の汚染)、クラス2(汚染する)、クラス3(強く汚染する)に分けられます。ボディウォッシュに使用されている界面活性剤はクラス1で、大変地球にやさしいと評価されています。
※3 BDIH
このように、ヴェレダは研究につぐ研究、実験などに多大な手間や時間をかけて、みなさんに安心してお使いいただける商品作りに取り組んでいます。私たちも商品を理解し、それをみなさんに伝えていくことで、環境・社会問題に少しでも協力していけたらと思っています。




